成増の24時間ジム「ミュー24」代表の田中です。
オープンから3ヶ月が経ち、スポーツクラブやパーソナルジムと併用している会員様も増えてきました。
ジムでやるトレーニングと加圧トレーニングは何が違うの?
このような質問をいただいておりますので、「加圧状態でのトレーニング」と「加圧をしない普通のトレーニング」の違いを解説します。
※ 中級者以上向けの内容になるので、初心者はスルーしてください。初心者は難しいことを考えず、加圧をして動かすのが大切です。
共通点と相違点
トレーニングで重要なのは、以下の5点です。
・フォーム
・重さ
・回数
・セット数
・インターバル
この中で、加圧トレーニングも通常トレーニングも同じなのは2点。
・フォーム
・セット数
違うのは3点。
・重さ
・回数
・インターバル
順番に解説します。
加圧トレーニングと通常トレーニングの同じ点
正しいフォームでトレーニングをすることは、基本中の基本です。
加圧をしているからって、フォームを崩していいわけではありません。
ただし、加圧をしているとベルトがあるので可動域が制限されます。
少し動きが小さくなってしまうのは、仕方ありません。
また、セット数も3セットが理想です。
こちらは、目的や時間に合わせて調整してください。
加圧トレーニングと通常トレーニングの違う点
加圧トレーニングでは、いかに乳酸を溜めるかが重要になります。
軽めの重さで、多めの回数を、短いインターバルでこなすのが基本となります。
重さ
加圧トレーニングと通常トレーニングの最も違う点は、軽い負荷でやることです。
最も良いとされている重さは、1セット目で30回できる重量。
軽めじゃないと30回もできないと思います。
回数
先ほど書いた通り、加圧トレーニングは回数も多めになります。
1セット目→30回
2セット目→15回
3セット目→10回
このくらいの回数できると、理想的です。
インターバル
インターバルが長いと、せっかく溜めた乳酸が出ていってしまいます。
できれば10~20秒くらいの短めのインターバルで集中してやってください。
バランスも重要
加圧トレーニングと通常トレーニングの共通点と相違点から、理想的な加圧トレーニングのやり方をご紹介しました。
- 正しいフォームで、
- 1セット目ギリギリ30回できる重さで、
- インターバルは10~20秒と短めで、
- 2セット目15回、3セット目10回やる
やってみると分かりますが、全部満たそうと思うとかなり大変です。
フォームが崩れない程度に、調整してやってみてください。
例えば、
- トレーニングの時間を長めに取れる場合には、インターバルを長めにする。
- トレーニングの時間があまり取れない30分コースの場合には、重さや回数を減らしてみる。
無理をしすぎずに、効果的な加圧トレーニングをしていただけると幸いです。
※ 3年前にパーソナルジムで詳細な記事を書いておりますので、読みたい方はどうぞ。