成増の24時間ジム「ミュー24」代表の田中です。
加圧トレーニングは、腕や脚の付け根にベルトを巻いて運動をします。
腹筋や背筋を鍛える時も、腕か脚にベルトを巻きます。
すると、こんな質問をいただきます。
「腕や脚に巻いて、なんでお腹に効くの?」
今日は、こちらを解説します。
キーワード=成長ホルモン
加圧トレーニングといえば、成長ホルモンです。
成長ホルモンは、脂肪を燃焼させたり筋肉を合成させたりする作用があります。
この成長ホルモンのお陰で、腕や脚にベルトを巻いた状態でも、お腹シェイプに効果的なのです。
メカニズム1:成長ホルモンを分泌
腕や脚に巻いてもお腹に効くメカニズムを説明します。
例えば、脚の付け根にベルトを巻き、スクワットをします。
脚に疲労物質が発生します。
ベルトを巻いているので、下半身に疲労物質が停滞します。
すると、疲労物質を取り除こうとして、脳から成長ホルモンが分泌されます。
メカニズム2:成長ホルモンの移動
脳から分泌された成長ホルモンは、血管を通って全身に運ばれます。
ここでのポイントは、下半身だけではなく全身に運ばれる点。
血管は全身に張り巡らされているので、全体的に成長ホルモンの恩恵にあずかれるのです。
もちろん、腹筋や背筋にも。
ベルトを巻いていないのに、お腹シェイプに効果があるのは成長ホルモンのお陰なのです。
効果的にお腹シェイプするには
ベルトを巻かなくても腹筋に効果があるのが分かれば、このように思いませんか?
「それなら、腹筋は鍛えなくてもいいよね?」
残念ながら、そんな考えでは効果は限定的になってしまいます。
ウエストを細くするためには、腹筋も鍛えましょう。
腹筋を使うことによって、成長ホルモンがよりお腹に作用してくれます。
加圧トレーニングでお腹シェイプ
「加圧トレーニングはお腹にベルトを巻かないのに、なんでウエストを引き締める効果があるのか?」を解説しました。
腕や脚のトレーニングで成長ホルモンを出して、お腹にも成長ホルモンを届かせることによってウエストを引き締められます。
・腕にベルトを巻いて、上半身のトレーニング
・脚にベルトを巻いて、下半身のトレーニング
・腕か脚にベルトを巻いて、お腹のトレーニング
この3つをしっかりやれば、加圧トレーニングでお腹シェイプができます。