成増の24時間ジム「ミュー24」代表の田中です。
ミュー24は、24時間ジムでは珍しく加圧トレーニングができます。
加圧トレーニングは、
・短時間でも効果的
・低負荷でも効果的
といった特徴があります。
今回は「なぜ、加圧トレーニングは低負荷でも効果的なのか?」を解説します。
負荷=重さ
そもそも負荷とは何か?
簡単に言うと、負荷は重さのことです。
1kgのダンベルよりも2kgのダンベルの方が高負荷。
10kgのバーベルよりも20kgのバーベルの方が高負荷。
こんな感じです。
2種類の筋肉
筋肉には大きく分けて2種類あります。
・速く動かせる筋肉
・長い時間動かせる筋肉
全然違う筋肉なので、一緒に鍛えることはできません。
例えると、100メートル走のスピードでフルマラソンを走る感じです。
不可能ですよね。
メカニズム1:疲労物質が溜まる
ここから、加圧トレーニングが低負荷でも効果的なメカニズムを説明します。
運動をすると、疲労物質(乳酸)が発生します。
加圧をしていないと、血液と共に流れていくので疲労物質は溜まりません。
疲労物質を溜めるには、かなり高負荷でのトレーニングをする必要があります。
逆に、加圧をしていると、血流を制限しているので疲労物質が溜まっていきます。
加圧の場合には、低負荷のトレーニングでも疲労物質が溜まるのです。
メカニズム2:2種類の筋肉が働く
疲労物質が溜まると、脳が勘違いをします。
「高負荷でトレーニングをしているんだな。」
低負荷のトレーニングは、基本的に「長い時間動かせる筋肉」しか鍛えられません。
加圧をしていると、脳が高負荷でトレーニングをしていると錯覚を起こして「早く動かせる筋肉」も働き始めます。
つまり、2種類の筋肉を同時に鍛えられるのです。
これが、加圧トレーニングが低負荷でも効果的であるメカニズムです。
加圧トレーニングは低負荷でOK
加圧トレーニングが低負荷で効果的なのは、「疲労物質が溜まり2種類の筋肉を同時に鍛えられるから」です。
あまり重い物を持ってトレーニングをしたくない方にオススメの方法です。